それぞれ車体によって独特のカラーが特徴的な鉄道模型では、塗装には特に気をつけなければなりません。
鉄道模型には、プラスチックでできたものと、金属でできたものがあります。
車体に合った塗料を選ぶことはもちろん重要ですが、
それ以上に、素材に適した塗料や塗料自体の性質を考慮して用途に応じた塗料を選ぶ必要があります。
鉄道模型の塗装で主に使用されている種類として下記の3点があります。
プラスチック製のものは主にアクリル系の塗料を使用し、金属製のものは、ラッカー系を使います。
金属製の場合はプラスチック用塗料も使えますが、下地塗装をしておかないと塗料を塗っても塗装面が剥離してしまいます。
そのため、金属を塗装する際にはエッチングプライマーが必要になります。
次に、塗装する塗料を選んだら、塗料の濃度を薄める為の溶剤を選ばなくてはいけません。
鉄道模型では、一般的にエアブラシを使う事が多く、その為には市販されたままの濃度では濃すぎて吹付けることが出来ません。
そこで、溶剤を用いて自分の理想とする濃度に薄めて吹付けます。
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このように、専用塗料・溶剤を使ったとしても、色調が思ったものと違う場合があります。
同じ車両でもメーカーによって色調が微妙に違うことがあるように、
塗料によっても、マッハ・グリーンマックス・GSIクレオスなどのメーカーによって明度の違いが出てきます。
つまり、最終的には自分の中のイメージに一番近い塗料を購入するのが良いという事です。
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